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2009年1月14日 (水)

「珈琲にまつわる話」① 常飲に至るまで

コーヒーをブラックで常飲するようになったのは、いつのことだっただろうか。高校生の時は喫茶店というよりも食べ物を食べるために店に入っていたようなものだったから、僕は大学に入るまでホンモノのコーヒーを飲んだことがなかったのかもしれない。家にはネスカフェゴールドブレンドがあったが、これを飲む時には砂糖を入れていたような記憶もある。それで大学に入り、いわゆる「お茶」をするという初めての体験をしたのだが、たまたま入った喫茶店がそれほどおいしいところではなかったためなのか、あまり印象に残っていないし、家では相変わらずインスタントコーヒーを飲んでいたようだ。

たぶん大学4年生の時だったと思うが、ある有名なコーヒー店に初めて入り、そこで飲んだ1杯がおいしかった。そしてその時に一緒にいた友達がコーヒー通というか、きちんとコーヒーを淹れて飲む家庭に育ったヤツだったというか、とにかくこの友達からいろいろと薫陶を受けた。しかし、僕は本当に貧乏な大学生だったので、コーヒーメーカーはおろか、ドリッパーやキーパーもおろか、高い豆や粉を買うことなんて考えようもなかったのだ。

そこで働き始めてから、いよいよ自分で淹れようと思い、ドリッパーと紙フィルター、そしてキーパーを買ってきて、粉はUCCのポピュラーなものを選び、湯を沸かして淹れてみた。それはプロが淹れたものには遠く及ばないが、インスタントコーヒーでは味わえない香りと味を十分に感じることができ、なかなか満足したものだった。それから、いろいろと粉を替えてみたりして、自分なりのスタイルを作ろうとしたわけだが、そうこうしているうちに毎日飲むようになってきて、とうとう毎朝飲まないと気が済まなくなってきてしまった。

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