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2008年8月31日 (日)

clarion NX808 (カーナビ) 「音楽機能」iPod

CDから音楽を取り込む「ミュージックキャッチャー」は今さら面倒くさいし、マイアルバム(要はプレイリスト)を作成するのも、アルバム名をナビのキーを使って打つのもやはり面倒に感じた。そして何と言っても、僕は8年ほど前から音楽環境を変え始め、まずステレオを人にあげてCDもSonicStageやiTuneに取り込んだ後に、かなり人に譲ってしまったので、今やCDそのものを持っていない曲もかなりある。こんなわけでiPodがそのまま使えるというのが、結局のところ僕のカーナビ選定の最重点だったと思う。そしてiPodを持ち忘れた時のために、いずれSDメモリーカードを使って「ファイルキャッチャー」に聴きたい曲だけを流し込んでおけばいいと考えた。

ここで僕とiPodのことを少し書いておく。僕は8年ほど前にデスクトップPCをSONYのVAIO MXというのに替えた。これは、音楽機能に特化したパソコンで、アンプ機能に優れているだけでなく、本格的なオーディオスピーカーを備え、MDデッキまで本体についているという異色の存在だった。SonicStageも通常版ではなくて、プレミアムという文字が最後につく、特別バージョンだった。もちろん、今はもうないバージョンだが。だから、これにどんどん音楽を取り込んだのだ。しかし、事情を知っている人も多いと思うが、SONYは著作権にこだわり過ぎ、自社開発のATRAC3という圧縮技術のみに固執し、世界標準で最もユーザー層が多かったmp3をそのまま使えるiPodに大きく離されていくことになる。そんな見通しを持たなかった僕は、そのままSonicStageと連動できるHDウオークマンを買って、それで外では音楽を聴いていた。

そこへ仕事の関係でMACを使う弟が、いらなくなったiMAC(ディスプレイが首のように伸びているヤツ)をくれたので、キーボードの打ちやすさ以外にそれほど魅力を感じなかったMACで何をしようかと悩み、よし、コイツのiTuneとかいうヤツも使ってみようと思い立ち、こっちでも音楽ライブラリを作ってしまった。そして、ある時立ち寄ったMAC専門店で初代iPodと出会って、その操作感の軽快さに惚れて大枚はたいて買ってしまった。(10GBもないのに60000円もした)

それから約5年…SONYはappleに大きく水を空けられ、iPodはタッチホイールに変わり、カラーディプレイになり、ビデオまで扱えるようになると共に低価格化し、そのくせ容量は倍、またその倍と大きくなっていった。SONYも路線を変更して、ウオークマンでmp3を扱えるようにしたが、ある意味これは敗退を認めたことでもあったし、何よりも遅すぎた。いつのまにか、僕のHDウオークマンはPCの外付けHDとして、仕事の持ち運びでしか使わなくなり、逆にiPodは日常でもクルマの中でも欠かせないものになっていったのだ。そして、長らく使った初代も昨年、とうとう動かなくなったのでiPodclassic160GBに買い換えた。そしてこれに音楽や手持ちの動画のほぼすべてをぶち込んで毎日使っているのである。

ずいぶん話題がそれたが、このカーナビNX808は事前に調べてあった通り、プレイリストもアーティスト名も曲名もすべて表示されるだけでなく、iPodの操作そのものがタッチパネルで全部、とても手軽にできた。期待通りである。残念だったのは、ビデオの再生。元々このサイズのディスプレイを持つカーナビは、ディスプレイが横長であるし、地デジを視野に入れていることもあって、これは止むを得ないのだろうが、「携帯動画変換君」というフリーソフトを使ってiPod用に変換したファイルは、このカーナビの縦横比率によって、妙に平べったく横に広がってしまった。iPodからの動画を見ることを考えて、iPodをつないだら自動的にディスプレイを調整するようにできていればいいのに…と感じた次第である。まあ、でも運転者にとっては、運転中はビデオなど見ないわけだから、このディスプレイの件については僕にとって、それほど大きなマイナスポイントではないのだ。

パジェロイオの時に初代iPodを使っていたのだが、FMトランスミッターは手動のアンテナを毎回きちんと伸ばして、しかもそれでいて、ノイズも多いというシロモノだったので(このサイズの四駆はこんなもの)、カセットテープ状のアダプタをカーステレオ内のカセットデッキに入れて「有線」でつないでいた。しかし、それでもノイズは少なからずあった。さらにはミツビシ純正のカセットデッキとの相性は悪く、しばらく聴いているといつの間にかリバースが働いて曲が切れてしまうことも、少なくない頻度で起きた。だから、こうしてiPodの曲がいつでも手軽に聴けて、そのままの感覚で操作できるというだけで満足なのだ。

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